12月
近年、日本の健康業界でCBD(カンナビジオール)が大注目されており、抗不安作用や抗炎症作用のあるCBDオイルも同時に人気のある商品になっています。
しかしCBDが健康診断にどのような影響を与えるかについて気になった方も多いはずです。
本記事ではCBDが薬物検査に与える影響、安全なCBD利用について考察していきます。
CBDとは
CBDとはカンナビス植物に含まれる100種類を超える化合物のひとつです。
大麻の主な成分はCBDとTHC(テトラヒドロカンナビノール)で構成されていますが、CBDはTHCと異なり一切の中毒作用がありません。
つまり、いわゆる「ハイ」になる感覚を引き起こすことなく、CBDの利用でもたらされる向精神作用のメリットだけを享受することができます。
CBDと薬物検査
結論から言うと、CBDが尿検査などの一般的な薬物検査で検出される可能性は極めて低いです。
一方でCBD製品にTHCが含まれている場合は問題になる場合があります。
一般的に海外のCBD製品には0.3%程度のTHCが含まれており、この微量のTHCが体内に蓄積されると、検査において陽性反応を示す場合があります。
現在日本ではTHCを含んだ製品の販売は固く禁止されています。
また、薬物検査の中には、他のカンナビノイドを調べるものもあり、CBDは大丈夫ですが（例えばCBDはWADAとJADAによって承認されています）、CBNやCBGのような他のカンナビノイドは承認されていません。
この種のカンナビノイドを心配する人は、幅広いスペクトルのCBD製品よりも高品質のCBD単離物（CBDTokyo、Malka Bijoux）を選ぶのがベストです。
安全なCBDの使用: 薬物検査で陽性にならないために
CBD製品を安全に使用、購入するために以下の点に気をつけましょう。
- ウェルネス業界で実績のある信頼性の高いブランド(HealthyTOKYOなど)で購入する
- THCフリーのCBD製品を選択する
- 用法・用量を必ず守る
まとめ
本記事では、CBDの使用による薬物検査の影響について紹介しました。
CBDのみを配合している製品においては陽性反応を心配する必要はほとんどありませんが、THCを含んでいる場合はこれが問題になる場合があります。
いずれにせよ、CBD製品を選ぶ際には、成分を注意深く確認して信頼性のあるメーカーから購入することが重要です。
よくある質問
CBDはどのくらい体内に蓄積しますか？
CBDが体内に残存する期間は、一般的に最終摂取から3日から5日間です。この期間は摂取量や使用頻度に依存し、個人によって異なります。
CBDは大麻検査で陽性になりますか？
大麻薬物検査ではTHC代謝物を検出するため、THCフリーのCBD製品の利用で陽性反応を示すことはありません。
CBDは陽性になりますか？
CBD製品の使用が薬物検査で陽性を示すことは非常にまれです。
参考文献
- https://www.webmd.com/cannabinoids/features/cbd-drug-tests
- https://www.healthline.com/health/does-cbd-show-up-on-a-drug-test