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リポソームCBDオイルは、最適なCBDの摂取方法か?

リポソームでCBDオイルを摂取するのは、CBDを体内に吸収するもっとも効率的な方法なのでしょうか?CBDの摂取方法において、リポソームの使用は急速に増加しています。この記事では、リポソームとはどのようなものか、どのようなメリットがあるのか、その安全性や、CBDに関する将来性について見ていきましょう。

カンナビジオール、略してCBDは、天然の麻植物(カンナビス・サティバ)から抽出される、最も有名なカンナビノイドの一つです。CBDは、内因性カンナビノイド系(ECS)と相互に作用し、それを刺激します。ECSは、痛みや炎症、感情などを調整し、体内の機能をつかさどる役割を担っています。また、ホメオスタシスという、体の状態を一定に保つ大きな大きな役割を果たしています。CBDはECSを刺激することで、全身の健康を促すだけでなく、心の病痛みてんかんなどの症状を改善してくれます。CBDがもたらすさまざまな効果についてもっと知りたい方は、HealthyTOKYOの他の記事もぜひご覧ください。

リポソームとは

リポソームという言葉は、ギリシャ語のlipos(脂肪)とsoma(体)という言葉が組み合わさったものです。最もシンプルな形のリポソームは、他の分子を取り囲む脂肪体です。1961年に、アレック・D・バンガム氏とR・W・ホーン氏によって初めて発見されました。しかし、その効果的な利用法については、1965年にリポソームの調査報告書が発表されるまで、世の中に広く知られていませんでした。

リポソームは、1つまたは複数のリン脂質が二重層になった小さな泡です。リン脂質は、親水性(水を引き寄せる)の頭部と、撥水性(疎水)の尾部を持つ分子です。リン脂質を水の中に入れると、親水性を持つ頭部は外側、疎水性を持つ尾部は内側に、二重層を形成します。科学者はこの二重層を球体にすることで、その中に液体状の製品を安全にカプセルに封じ込めることが可能なのです。

リポソームと吸収性

バイオアベイラビリティ(生物学的利用能)とは、摂取された成分(薬物)が体循環に入り、全身にどれくらい到達し作用するのかを指し示す指標です。これは要因によって大きく変化します。単純に経口摂取した場合、多くの物質のバイオアベイラビリティは低くなります。その主な原因としては、物質が肝臓を通過する際に、酵素によって分解されるか、肝臓に吸収されたりすることが考えられます。

リポソームは物質を体内に吸収するスピードを速め、効率よく体内に吸収することが期待できます。その結果、バイオアベイラビリティが通常の経口摂取より高くなると推測できます。科学的研究では、リポソームを使うと、その内容物は消化器官を無事通って、目的とする場所や体全体に行きわたることが可能だと示されています。リン脂質二重層が、CBDの製品をカプセル化し、体内の酵素で分解されないように保護してくれるのです。さらにリポソームは、リン脂質二重層により、細胞の生体膜に接着することができるため、内容物が細胞にきちんと届くという有効性を高めてくれます。

リポソームは吸収を最大限に高める性質によって、薬物送達システムや栄養伝達システム、体内の遺伝物質などの分野で幅広く活用されています。体内での薬物や栄養素など化合物のバイオアベイラビリティを高めるため、リポソームは重要な手段として使われています。

リポソームCBDオイル

CBDオイルを単純に経口摂取した場合、バイオアベイラビリティは約15%です。これは先ほど述べたように、肝機能の影響と、CBDオイルが疎水性を持ち、脂肪組織に蓄積してしまうためます。本来届けるべき他の組織にCBDが届かないことになります。一方、CBDをリポソームで摂取すると、バイオアベイラビリティが大幅に向上します。リポソームは親水性を持っているため、脂肪組織に蓄積するCBDの量は少なくなり、多くのCBDが他の器官や組織へと移動します。また、リポソームは泡状なため、CBDを酵素の分解から守る保護泡としても働き、吸収率を高めてくれます。

1. 高いバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)

リポソームでCBDオイルを摂取すると、結果的にCBDのバイオアベイラビリティは高くなり、CBDの効果も高まります。つまり、経口摂取でCBDオイルを体内に取り入れるより、少ない量で同じ効果を得られるということです。

2. 効き目が早い

リポソームは吸収率が高いため、経口摂取するよりも早くCBDを体内の活性組織に届けることができます。

3. より正確に摂取できる

リポソームでCBDを摂取すると、リポソームなしで摂取するより正確に、効率よく体内にCBDを取り込むことが可能です。

4. 浸透性もアップ

リポソームCBDオイルは、製品によって経口摂取もできますし、局所的に使うことも可能です。局部的にリポソームCBDオイルを投与することで、リポソームは非リポソームCBDオイルをより深く皮膚に浸透させることができます。

5. 汎用性

リポソームは水溶性なため、食べ物や飲み物に簡単に混ぜることができます。

リポソームは安全

科学的研究により、リポソームは非毒性であり非免疫原性で、副作用もほぼないことが実証されています。リポソームが、人間の体内のあらゆる細胞膜の基礎であるリン脂質で構成されていることを考えればこの結果も当然と言えるでしょう。さらに、生分解性と生体適合性も有しています。

リポソームCBDオイルとCBDオイル製品の比較

リポソームCBDオイルは、CBDを摂取するのに最良の方法でしょうか?上で述べたように、さまざまなメリットのあるリポソームCBDオイルですが、実は欠点もあります。リポソームCBD製品は一般的に、他のCBD製品よりもはるかに高価です。バイオアベイラビリティはより高いものの、その分価格も高くなるため、その点を慎重に検討する必要があります。

判断を下す際には、バイオアベイラビリティが高い他のCBD摂取方法もあることを忘れずに比較検討してください。たとえば、CBDの摂取方法としては、舌下投与や蒸気吸引も、バイオアベイラビリティが高い方法です。どちらの方法も、CBDが肝臓を迂回して、すぐに血流内に入ることを可能にします。CBDオイルとCBD蒸気吸引用の製品は、通常リポソームCBDより安く、バイオアベイラビリティの点でも遜色ありません。そのため、リポソームには長所も多くありますが、CBDの蒸気吸引や舌下投与と比較すると、コストパフォーマンスが高いとはいえない場合もあります。

まとめ

リポソームは、医薬品や栄養補助食品ですでに活用されており、体内の目的部位に薬物や栄養素を効率的に届けてくれます。水溶性なので消化器官を通過し、血流にすぐ内容物を到達させられます。結果として、CBDオイルの効果を高める、バイオアベイラビリティが高くなるのです。HealthyTOKYOでは、現在ペット用リポソームCBDオイル販売していますが、こちらは同濃度のCBDオイルと比べると、吸収率が3倍高いのが特徴です。つまりその分投与量は少なくて済み、ボトルも3倍長持ちします。

しかしリポソームCBDは、他のCBD製品より、一般的にかなり高価でです。バイオアベイラビリティを考慮して、それだけのお金をかけるべきなのかどうかを最初によく考えましょう。特に、舌下投与のCBDオイルや、蒸気吸引のCBDベイプのような高いバイオアベイラビリティで比較的安価な製品は、リポソームCBDよりコストパフォーマンスが良い場合があります。どのCBD製品が良いかは、好みの問題もありますので、いろいろ試してみて、お好みの製品や摂取方法を見つけることをおすすめします。CBDオイルやCBDベイプなど、日本国内で高品質のCBD製品の幅広いラインナップをお探しでしたら、ぜひHealthyTOKYOオンラインショップまたはHealthyTOKYO CBDショップ&カフェをご利用ください。

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