抹茶 vs 緑茶 – 2つのお茶の名称と味わいは、単に飲み物としてだけでなく、あらゆる種類の食品に浸透しています。これらのお茶は同じものだというのが一般的な認識かもしれませんが、実はそうではありません。
抹茶と緑茶は両方ともカメリア シネンシス種の植物であり、違いは多くの面でそれほど大きいわけではないです。もしあなたが古い緑茶を飲んでいるのなら、それを抹茶と仮定して抹茶にまつわる健康効果を享受していると考えて以下の文章を読んでください。
外観/色
抹茶と緑茶の最も明らかな違いの一つは鮮やかさです。もしあなたが緑茶越しにマグカップの底を見ることができるのなら、あなたは抹茶を飲んでいるとは言えません。普通の緑茶はお茶の種類によって緑の色合いが変わります。しかし多くは淡く緑ががった金色で底が透けて見えるぐらい透明です。純粋な抹茶は深く鮮やかな緑色で、これは収穫前の最後の時期に日光を避けて育てられたためで、葉緑素の生成と栄養価を高めて、色は半透明ではないでしょう。 緑茶は栽培に当たっては日よけをすることはなく、特に中国茶は「パン・フライ」のような工程を含む、さまざまな乾燥や加工方法が使われます。 お分かりかと思いますが、このプロセスは栄養価を守るために何もしてくれませんし、むしろ栄養分を破壊しようとします。
栄養
純粋で良質な抹茶パウダーは、柔らかい若い葉を乾燥し、石臼挽きでゆっくりと砕いて細かい粉末にして作られます。 抹茶の収穫(茶摘み)は、栄養価を最大限に保つために注意深く行われ、世界にも誇れる伝統的なやり方です。緑茶と抹茶の一番大きな違いは恐らく栄養価の高さです。
純粋な抹茶を飲むときは、若い茶葉(新芽)に残っている優れた栄養素をすべて摂取していることになります。緑茶を淹れるにはバラバラのもろい茶葉を沸騰したお湯に浸すので、お湯に含まれる栄養素は抹茶に比べるとほど遠い量です。どちらのお茶を選んだとしても、茶葉から染みだしたものを飲むことになるわけですから、 それが体にいい有機的なものであるかチェックするのは大事です。抹茶の場合は栄養分とうまみがギュッと凝縮された一杯になるはずです。
以下は抹茶と緑茶の栄養成分の一例です。一目見れば栄養価の違いは明らかです。抹茶:ベータカロチン290000mcg・ビタミンB6 0.960.01mg・ビタミンK 2900mcg・リボフラビン1.350.05mg・カリウム270027mcg・マグネシウム 2302mg・リン 3502mg・鉄分 17.00.2mg・亜鉛 6.3mg・繊維 38.50g この情報は日本の食品組成の標準表からデータを取ったものです。両方のお茶とも100gあたりの測定値を使用しています。 詳しい情報については表*を参照してください。
http://www.mext.go.jp/en/policy/science_technology/policy/title01/detail01/1374030.htm
味
最後になりますが、抹茶と緑茶の味の違いです。抹茶はうまみたっぷりのコクと素朴な 味が魅力です。育てられた土の種類によって若干味わいは変わるかもしれません。 抹茶の味わいは他のお茶とは大きく異なり、コクがありつつもすっきりしています。緑茶は軽みがあり、ハーブティーのようになる傾向があります。現在飲まれている緑茶のほとんどは、ツバキシネシスという煎茶の品種です。
考えてみれば抹茶と緑茶は多くの点でかなり対照的です。味・色・食感、そしてもちろん大きな点「栄養」においても。緑茶は文化的にも高評価を得ており、リフレッシュ効果があり あなたを活気づけてもくれます。しかしあなたが栄養価に重点を置くのなら、抹茶はカップ一杯で緑茶と比べるとはるかに豊富な健康上のメリットをもたらしてくれます。せっかく健康のためにお茶を飲むのなら、より効果が期待できる抹茶を飲んでみてはいかがですか?
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